志望理由書で夢を語ってはいけない

受験の出願をするとき、書かなくてはならないのが志望理由書。
その学校を志望した理由や、現在頑張っていること、大切にしていることなどを書くケースが多いですよね。

作文虎の穴では、「志望理由で夢を語るな」と指導しています。

例えば、こんなケースです。

将来、何になりたい?と聞くと「金持ちになりたい」とか「分からない」「決まってない」と答える生徒さんが少なくありません。

「金持ちになりたい」と願うことは、決していけないことではありませんし、「金持ちになること」は素晴らしいことに違いありません。

しかし、志望理由書にそれを書いてはいけないのです。

なぜなら、それはあなたの個人的な夢(願望)だからです。

志望理由書で尋ねられているのは、あなたはどうやって世の中の役に立とうと思っていますか?ということなのです。

もう少し具体的に言うと、あなたのどんな強みを活かして、どんな風に世の中の役に立ちたいと考えているのですか?と問われているのです。

書かなくてはならないのは、あなたの個人的な夢ではなくて、社会的な夢=志なのです。

 

志望理由書には「夢」ではなく「志」を書け!

作文虎の穴では、生徒ひとりひとりからじっくり話を聞き、何に興味があっって、何が得意なのか。それは世の中でどう必要とされているのか? 一緒に考えるところから始めています。

何をしたいのか分からない、そんな生徒さんこそ、一緒に学びたいと思っています。