リスキリングって何?

「4 to 40」から「4 to 4」へ
なんて言われるようになってきましたね。

大学で4年間学べば、40年間働ける!
から
大学で4年学んでも、その知識は4年しか通用しないから4年後には学び直す必要がある!

という意味で使われる言葉です。

ChatGPTが日本でも使われるようになった2022年頃、
「AIって結構間違う」「AIって嘘つき」「無料のAIって馬鹿」
などと言われていたのを覚えている方も多いと思います。

作文虎の穴でも、生徒全員にプロンプトを書いて指示を出す練習をしてもらいました。

ざっくりとした指示ではアバウトな作文しかアウトプットされてこなかったけれど、条件を具体的に入れてやればやるほど、きちんとした作文が出来上がることを経験してもらいました。

あれから2年。2024年時点でAIにできることは格段に増えています。

あの時と同じ使い方をしているのでは、使いこなしているとは到底言えない状況になっています。
そう、リスキリングが必要なのです。

にもかかわらず大学受験まわりでは、

「偏差値の高い大学に受かれば、大企業に道が開かれ、一生高いお給料を受け取り、安定した人生を送ることができる」

と考えられています。

大学の一般入試枠は減少の一途をたどっています。
点数が取れた順に上から合格させていくというやり方で大学に入る人は従来の半分以下になってるということです。

これは一方で、一般入試の難関化という現象を招いています。
受かる人数が半分になっているのに受験者数が同じだとしたら、これまでと同じ点数では合格できないですよね。

では、大学はなぜ入試のやり方を変えてきているのでしょう?
それは、一般社会で求められる人物像が変わってきているからなのです。

ChatGPTをみて
「AIに仕事が奪われる。どうしたらいいのか」
という問いの立て方をする人たちは、仕事がなくなっていくでしょう。
「AIで効率化した時間を何をクリエイトするために使えばいいか?」
と問いを立てた人たちは、新たなサービスやツールを生み出す側になっていくでしょう。

スマートフォンの登場によって、無くなったか縮小したマーケットを指折り数えてみて欲しいのです。時計マーケット、デジタルカメラマーケット、ビデオマーケット、地図マーケット、スケジュール帳、などなど、あげればキリがありませんね。

こうしたことが、4年に一度ずつ起きるとしたら。
詰め込んできた知識がたった4年で古びてしまうとしたら。

点数を上手に取るスキルに特化してきた勉強=受験勉強を、
自分なりの問いを立てる能力を磨く勉強=探究学習も加えてみませんか?

作文虎の穴では、読解力を「テキストを読む力」に限定していません。
図表を読む力、グラフを読む力、地図を読む力、文脈を読む力、時代を読む力、、などなど。

お子さんを 世の中から求められれる人材にするお手伝いをしています!