スマホ利用は親子でルール作りを!
「子供がゲームばかりしていて困る」
「スマホばかり見ているが大丈夫か?」
こんな悩みを持つ親御さんは少なくないと思います。
これまでも何度かお伝えをしてきていますが、スマホの利用時間と成績はきれいに反比例しているという研究 が発表されています。
スマホ利用時間が長ければ長いほど、成績が悪いということです。
スマホはSNSだけでなく、ゲームをすることもできるので、子供にスマホを持たせておくと、際限なくスマホを使うようになります。
その上、中毒性があり自分では止めることができなくなっていきます。
イギリスでティーンエイジャー7000人を対象に行われた調査によると、不安やうつといった精神的な問題を抱える若者のSNS利用時間が長いことが明らかになったとの報告がなされています。
ご相談をいただけば、「必ず親子で話し合って利用時間のルールを作ってください!」とお伝えしています。
親からの一方的な禁止や制限は、親子関係に嘘や猜疑心を招き入れる結果になりかねませんので、親子で話し合って、総利用時間を制限するルールを設けることをお勧めしています。
親御さんが、スマホが精神疾患や成績に与える影響を調査した本などを読んで、科学的知見を共有するのも有効だと思います。
スマホが便利な道具であることは議論の余地はありませんが、お酒やタバコを未成年に制限するように、スマホ利用を子供に任せきりにするのは、極めてリスクの高い行動です。
ぜひ、Amazonなどで検索して、ご覧いただければと思います。