(1)「い・り・た・ま・ご」

 (2)「作文100本ノック」

 (3)「PISA型読解力をつける」

 (4)「長文読解力をつける」

 (5)「辞書引き学習」

 (6)「音読」

 (7)「コーチングでやる気を管理」

 

  》作文虎の穴《 作文メソッド 1

「い・り・た・ま・ご」  炒り卵

「い」= 意見 = 課題文からキーワードを抽出して問題を提起する

「り」= 理由 = それが問題だと考えた理由、自分なりの考察結果

「た」= 体験 = 自分が考えたことではなく、自分が体験した事を 紹介し根拠にすること

「ま」= まとめ = 問題提起に対する自分なりの前向きな提案を行う

「ご」= 誤字 = 書き上げた作文を読み返して、誤字脱字をチェッ クする

》作文虎の穴《 作文メソッド 2

「作文100本ノック」

「題」が与えられて作文を書く場合、その題に合った考察を文字にしていくことになりますが、考察だけを書いても「合格作文」にはなりません。

まずは、作文メソッド1「いりたまご」の「た」=体験を見つけることから始めなくてはなりません。

どんな題が出されても対応できるようにするために、ひとつの「体験」で複数の題に合わせて書き分ける練習をします。

10の「体験」をもとに10種類の題で書いてみる、それを作文100本ノックと呼んでいます。

》作文虎の穴《 作文メソッド 3

「PISA型読解力をつける」

経済協力開発機構(OECD)が、義務教育終了年次の生徒を対象に行う学習到達度調査のことをPISA(Programme for International Student Assessment)と略称しています。調査しているのは、数学的リテラシー、科学的リテラシー、読解力(Reading Literacy)の3分野です。

日本の従来の読解力は、物語を読んで登場人物の気持ちを読み取ったり、説明文を読んで論旨をまとめたりする文章(連続型テキスト)読解を指していました。しかし、PISAで求められる読解力とは、文章に限らず、図表・グラフ・写真・看板などの非連続型テキストを読み解く力を含む概念で、この力を使いこなして生活に役立てることを目的としています。

同じ読解力という言葉を用いながら異なる力を指すことから、PISA型読解力と注釈つきで呼んでいるのです。

入学試験で問われる国語の問題は従来通り日本型の読解力ですが、「合格作文」を書くためには、世の中にあるありとあらゆる情報を読み解き、構成された文章に変換していく力が求められます。よって、説得力のある作文を書くために、PISA型読解力を付けていく必要があるのです。

非連続型テキストとしては、新聞、雑誌、地図帳、パンフレット、チラシ、カレンダー、などを使って学んでいきます。

》作文虎の穴《 作文メソッド 4

「長文読解力をつける」

子供達の日常の言葉のやり取りは、本当に短くなっています。読書経験はもはや特殊な子供の特別な体験領域になりつつあります。

こうした現状を踏まえ、作文虎の穴では、

(1)読む文章を徐々に長くしていく

(2)物語文から説明文に、情緒的な文章から論理的な文章へ

(3)読む分量を増やしていく、早く読めるようにしていく

(4)キーワードに注目して要約する

(5)要点を書き出す

というファイブステップ読解メソッドによって、長文読解力を付けていきます

》作文虎の穴《 作文メソッド 5

「辞書引き学習」 

漢字が思い出せない時、スマホやパソコンにひらがなを打ち込んで変換してみた経験をお持ちの方は少なくないでしょう。辞書ではなくスマホを取り出す、そんな光景が普通になっています。
しかし、小学生にいきなり電卓を手渡さないように、作文虎の穴では徹底的に辞書を引く仕組みを取り入れています。
虎の穴名物「辞書引きシリトリ」は、思い浮かぶ言葉を答えるのではなく、辞書で調べて意味を読み上げてから答えるというゲームです。早く答えようとするため自然と辞書を引くスピードが上がり、言葉の正確な意味をインプットする機会が増えます。そして正確な表記も。
小学生のような学習初期の段階で、辞書を引くことのハードルを下げるていくことのメリットは計り知れません。
言葉の意味も漢字も知っていて表記を思い出せない大人と違い、子供は初めて出会う漢字の偏やつくりを認識するためには実際に手で書いてみる必要があります。
辞書を持ち歩き、引きまくる。これが虎の穴の「辞書引き学習」です。

》作文虎の穴《 作文メソッド 6

「音読」  

音読と黙読は、脳の利用部位も異なる全く違った作業になります。連続型テキストの読み取りや読書体験のほとんどは黙読による体験です。

そこで、作文虎の穴では、毎回必ず音読をする時間と取り入れていきます。音読による効果として

(1)言葉にはリズムがあることを体得する

(2)発音することで、漢字や熟語の読みに敏感になる

(3)喋る力がつく

(4)伝えるためには、文章の塊を小さくする方が良いことに気付く

などの点を、自然と学ぶことができます。

音読は、言語習得においては、最も効率の良い学び方です。

国語も言語活動ですから、発語し、発音してみることが大切です。学校や家ではなかなか作れない場を提供していきます。

》作文虎の穴《 作文メソッド 7

「コーチングでやる気を管理」  

 課題を与えて「やれ」と命令するのではなく、「やらないと受からないよ」と脅すのでもなく、自分のなりたい未来に向けて喜びに満ちて取り組んでいく、そんなマインドセットを行います。

楽しいから熱心に取り組むし、前向きに取り組むからより早く上達するようになります。

「できない」を「できる」に変える試みをチャレンジと言います。

そんな挑戦する気持ちのことをモチベーションと言います。

生徒本人のモチベーションを上げていくことはもちろん、家庭でもそんなサポートができるように、保護者と密接に連携を取りながら、どうしたら自発的に勉強に取り組む気持ちが湧いてくるのか、コーチングメソッドを共有していきます。

家庭と教室が連携して、子供のやる気を高めていく。学習塾や進学教室にはない 》作文虎の穴《 だけの特長です。